職場で「シュー、シュー」うるさい、ヤカンみたいな同僚への対処法


集中して仕事をしたいのに、周りで沸騰したヤカンのように「シューシュー」と呼吸がうるさい人はいませんか?他にも頻繁に「フー」と息を大きく吐く人、キーボードをやたらと強く叩く人など騒音を立てる人が誰かしらいるのではないでしょうか。

Yahoo知恵袋にもいくつもこの問題に関する質問があがっており、悩んでいる人は少なくないようです。デスクワークの人にとっては長時間一緒にいるわけですから大きなストレスとなる、深刻な悩みだと思います。聴覚過敏の人にとってはなおさらですね。

ちなみに筆者も今日は鼻がつまって鼻をピーピーズーズーと音を鳴らしながらこの記事を書いています。周りの人は嫌だと思います笑

友人でもない人の呼吸音なんて気持ち悪いだけですから。

しかし上下、左右の人間関係に気を配らなければならない職場では、ストレートに言えばこじれることもあり得ます。

さて、どうしたものか。解決策を色々と書いてみますが、くれぐれも職場にあった対応をしてみてくださいね。

目次

仕事中の「うるさい」退治

めっちゃ気にかける

「呼吸苦しそうですが大丈夫ですか?」「鼻づまりですか、この近くに良い耳鼻科あるんですよ」「体調良くなりましたか」「のど飴どうですか?」など状態が改善されるまで気にかけてみるという、誰に対してもわりと使えそうな方法です。しつこくしなければ、気遣いのできる人としてまわりからも認知されるのではないでしょうか。

イヤホン・耳栓をする

イヤホン・耳栓をするのが許される環境であれば自己解決できる良い手段だと思います。これまで良い耳栓に出会ってきてないだけかもしれませんが、完全にシャットアウトできない場合が多いと思います。特に咳や咳払いの音は大きいので気にならないレベルになるのは難しいかもしれませんね。

Amazonで耳栓ランキング1位の耳栓のMOLDEXも私の耳にはあわないのか、結構聞こえてきます。
ただ何かと役に立つ機会はあると思うのでストックしておいても損はないと思います。
災害時にも役立つと思います。下記ツイートのように非常持ち出し袋に入れている人も。

ノイズキャンセリングする

そこで気になっているのがノイズキャンセリング技術です。ノイズキャンセリング機能が搭載されたイヤホンやヘッドホンがソニーやBoseから発売されています。原理としては周囲の音を分析して、騒音を打ち消す逆位相の音波を出します。そのため、飛行機や電車などの持続的な機械音には対応できても突発的な音には対応ができない可能性があります。

ノイズキャンセリング機能が搭載されている商品は高価なものが多いですが、キングジムの「デジタル耳せんMM1000」はノイズキャンセリングに特化し、低価格ながら使えると有名です。

コンパクトになり、見た目が良くなった後継機種も発売されています。

消したい音が指定できるノイズキャンセリング製品ってないんですかね。
そしたら突発的な音にもかなり対応できるのでは?

仕事に集中する

うるさくて集中できないというお悩みに、仕事に集中しようというのは、矛盾したアドバイスだと思われるかもしれません。
しかし、こういうことも仕事の条件の一つかと思い直し、集中することで周囲の音が気にならなくなる場合もあるでしょう。

話しかける

いったん、仕事を諦めて、おしゃべりするというケースもアリです。
呼吸音であれば話している最中にはおさまるのではないでしょうか。常にシューシューしているわけでなければおしゃべりによって止まるかもしれません。雑談などしなくても、仕事の確認で良いでしょう。

楽しみを用意しておく

楽しみを用意することで、仕事を処理している以外の意識を楽しみに向けるようにすると目の前のストレスが些細な事に感じられたり、ストレスを軽減できる可能性があります。

コーヒーを飲む

仕事にコーヒーというのは定番じゃないでしょうか。コーヒーに含まれるカフェインと言えば眠気を覚ます効果とカフェイン中毒をイメージされると思いますがカフェインには覚醒作用がありドーパミンやノルアドレナリンが放出され集中力も高めます。しかし、コーヒーにたっぷりと砂糖を入れてしまうと血糖値が急上昇して、その後急降下するため眠気に襲われてしまいます。缶コーヒーなどは砂糖が多く入っている製品が多いため、気を付けましょう。

休憩時と休日にできること

ほっとできる場所を確保すること

お昼休みの休憩時間にホッとできる場所を確保して、リラックスするのがいいでしょう。
いらだった気持ちをなだめるためには、ホッとできる場所が必要です。
この場合は、耳栓をしてもイヤホンをつけて音楽を聴くのもいいでしょう。

うるさい人に近づく

一言でうるさい人と言いますが、いつもうるさい人と時々うるさい人に分けることができるでしょう。
気になるうるささというのは、実はいつもうるさい人です。
たとえば、デスクでぶつぶつ独り言を言う人、必要以上にキーボードを強くたたく人、しょっちゅう舌打ちする人、カタカタと音を出して貧乏ゆすりをする人などなどです。
それは、うるさいと同時に気に障る人、敬遠したくなる人でもあります。

でも、避けるばかりではなく、積極的に声掛けして近づいてどうでしょうか。
「じゃ、今から昼食にいきます」とか「今日のランチは何でした」など、こちらから声掛けしてみると、実はうるさいのは、一種の癖でそれを除けば、実はいい人だったということもままあることです。
一つ、試してみてください。

休日にはストレス発散

自分では仕事に集中できないくらいにうるさいのに隣の同僚は、馬耳東風に聞き流して気にしていないというケースも少なくありません。

つまり、うるさい人に問題があるのではなく、小さなことにもいらだつ自分に問題があるケースだってあります。
このことは、しっかりと押さえておくべきでしょう。
自分固有のいら立ちの原因として考えられるのはストレスです。
ですから、まず、自分のストレスを退治することを優先すべきこともあります。

休日はストレス発散のいい機会です。
友人と会って話す、散歩してひと汗流し爽快な気分を味わう、趣味を楽しみ気分を転換するなど、自分流のストレス発散法を身に付けて、次の週からの仕事のためにリフレッシュするように心がけましょう。

ポイントは臨機応変

「うるさい」退治のマニュアルはない

すべての人に適用できるようなうるさい人に対する対策マニュアルはありません。
人それぞれに置かれている環境が異なるからです。
Aさんにとって効果的だった対策も職場の雰囲気や相手の性格、立場が異なるBさんには効き目がなかったということにもなります。

ここであげたいくつかの事例は、ヒントです。
このヒントをもとに、臨機応変に自分なりの対策を考えるしかありません。
どうしてもいい対策が浮かばなかったら、信頼できる同僚なり、上司に相談してみてください。
また、うるさい問題が、相手よりも自分にありそうだ、という自覚があったら、早めに精神科の専門医に相談することも視野にいれておきましょう。