今日は最近行われた「イラスト講座」というプログラムを紹介いたします。
イラストと名前についていますがデザインの基礎を教える
座学もありますし、利用者さんに作品をつくってもらう実技もあります。

座学ではデザインの基礎であるレイアウトの考え方、色や文字の選択の仕方などを学んでいきます。
デザインを考えるうえでは、項目に優先順位をつけて分類をし、
情報によって近く配置したり、余白を空けて見やすいようにしたり
画像をそろえてリズムよく配置したりしなければなりません。
また色については、元気な感じが欲しいときはオレンジ色や黄色を使ったり、
まじめな感じを出したいときは暗めの青色をつかったりします。
癒しや優しさが欲しいときはパステルカラーや自然を連想させるグリーンを使ったりします。

今回は座学ではなく参加者には粘土細工をしてもらいました。
みなさんは最近、粘土に触れることはありましたか?
お子さんがいる方なら一緒に遊ぶこともあると思いますが
大人になるとなかなか機会がないと思います。

今回参加された利用者の方達も久しぶりのようで最少は戸惑っている 様子でしたが、粘土をこねながら何を作るか考えているうちに ワクワクした表情を浮かべておられました。

両手の指先を繊細に使う訓練にもなりますし、立体のモノの形を把握する脳のトレーニングにもなります。
また、何を作り出すかイメージをしたりパソコンを使って情報収集したりと、モノを作るための計画を立てていくことも必要です。

最後に意見を聞いたところ皆さんすごく集中して作業ができたおっしゃっていましたしたし、そしてなによりとても楽しかったとのことでした。皆さんもたまに童心に帰って粘土をいじってみるのはどうでしょう。 きっと、こねているうちに懐かしさを感じ、やり終わった後には集中して作業した後の充実感が味わえると思います。

今回はこの辺で失礼させていただきます。
それでは、またのご報告の機会にお会いしましょう。

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