お疲れ様です。
Job庵北千住 スタッフの伊藤です。

今回は「抑揚トレーニング」というプログラムを紹介させて
いただきます。このプログラムでは、話の内容の事ではなく、
言葉を伝える技術を身につけるためのスキルを学べます。
就活する際は必ず面接がつきものです。
そういう場面できちんと発声し、話をうまく伝える為の訓練です。

まずプログラムの最初は姿勢正しく座ることを意識してもらいます。
頭のてっぺんが上に引っ張られている感じで背を伸ばし、お腹まわりが
スムーズに動き、呼吸が楽にできるのが理想的です。
正しい姿勢をキープし続けるのは慣れていないと難しいものです。

次はロングブレスの練習をします。
お腹を動かす腹式呼吸をして息をながく吐き続ける練習をします。
10分も続けていると体がポカポカと暖かくなりはじめます。

その後、口や舌の筋肉をほぐしてから早口言葉に挑戦してもらいます。
言い慣れない言葉なので皆さん苦戦しておりますが
何回も練習することで余裕を持って言えるようになります。
続いて、アナウンサーが良く練習されている「あめんぼあかいなあいうえお」で
有名な北原白秋「五十音」をみんなでリズムよく練習していきます。

この頃になると顔の表情筋や舌周りの筋肉が柔らかくなってきます。
舌がもつれてしまって言えなかった言葉も上手くしゃべれるようになってきます。

自分の考えを人に伝える為の発声や滑舌、抑揚の付け方の練習によって
相手にとって聞き取りやすく、わかりやすい会話ができるようになります。
ただ、筋肉なので動かさないと衰えてしまいます。
できるだけ日々繰り返すと効果も上がります。

今回はこの辺で失礼させていただきます。
それでは、またのご報告の機会にお会いしましょう。

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