児童発達支援プログラム紹介「フレームお絵かき」

こんにちは!(^^)! オンリーワン足立です!
このところはまた寒い日が多いですが皆様はいかかがお過ごしでしょうか?

今日はオンリーワンの児童発達支援で行ったプログラム「フレームお絵かき」について
紹介したいと思います。
この活動は、図と地の弁別をするための準備を目的としています。
図と地の弁別とは、多くの情報から必要な情報だけをピックアップする知覚機能のことです。これは様々な知覚に当てはまることですが、その中の一つに視覚に関して言うといろいろなものが描かれた画面から特定のものを探し出す機能のことを指します。(例えば間違い探しの絵本など。)
この図と地の弁別ができるようになってくると、ぬりえで線からはみ出ずに塗れるようになったり、パズル・かるたが少しづつできるようになってくる、ということにつながっていきます。

オンリーワンではこのようにフレームお絵かきを行っています。
 20170317
1. お手製の型枠に沿ってクレヨンで輪郭と中央に色を塗る。
 (この時、食べ物や動物などテーマが決まっているのでそれに対応した色を渡してあげると子どももイメージしやすくなります。)
2. 色を塗ることができたら型枠をはずす。すると、カニが現れて完成後の姿が分かるようになる!
と、こんな流れで活動を行っています。他にはカニだけでなく、ブドウやサクランボなど型枠を変えることによって○や□の形の分別をしたり、イメージをつかむことへ繋げることがことができます。
 また、型枠に隠れているので子どもたちにとってはワクワク感が増し、活動への意欲を保つことができます。そして図と地の弁別のための型枠にサポートしてもらうことにより子ども自身も活動の趣旨をくみ取り、なれてくると完成形のイメージがしやすくなるのです。

今後もこの活動を継続し、発達のサポートにつなげていこうと考えております!

それでは来週もまたブログを更新してまいります。

参考文献
木村順 著:保育者が知っておきたい発達が気になる子の感覚統合

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