東京都でPCR検査の予約ができる医療機関が見つかる

東京都でPCR検査の予約ができる医療機関

PCR検査を徹底解説!
PCR検査が受けられる
東京のおすすめ医療機関

医療機関のPCR検査は高いイメージがありませんか?
保険診療なら1回の費用は約2,000円。

PCR検査のご案内

新型コロナウイルス感染症の検査において確定診断として用いることができる検査は、大きく分けて核酸検出検査(PCR検査、LAMP法等)、抗原検査(定性、定量)の2種類があります。どちらの検査も病原体が検出されれば、検体採取時点における感染が確定されます。それぞれにメリット・デメリットがあり、ウイルスの検出感度の違い、検査精度、結果が出るまでの時間、費用、検査の受けやすさ等の違いがあります。検査法によってはウイルスの検出感度が低く、少ないウイルスでは偽陰性になってしまう検査や、検体の粘性が高い場合や小児などに偽陽性が生じる報告のある検査もあります。

そこで今回は、厚生労働省が公表している「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第2版)」の中で「最も信頼性の高い検査」と書かれているPCR検査について解説したいと思います!
また、PCR検査の予約ができる東京の医療機関の紹介・施設の検査で使える補助金等もご紹介していきます。

PCR検査は高感度が特徴

無症状者の検査にも推奨されています

核酸検出検査に分類されるPCR検査はウイルス特有の核酸を増やして検体にウイルスがいるかどうかを調べる検査です。PCRとはPolymerase Chain Reactionの略で、日本語にするとポリメラーゼ連鎖反応という意味になります。患者さんの粘膜や唾液を検体として採取し、DNAポリメラーゼと呼ばれる酵素の働きを利用して、核酸を増幅させる手法です。僅かに存在するも増幅させることで最終的に測定可能になります。

PCR検査の解説動画公開中!

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PCR検査の種類

PCR検査を選ぶ際に必ずチェックしておきたいのが検体に何を使うかです。

症状の有無や目的によって適した検体を選択しよう

新型コロナウイルスの感染の確認のためには、原則として気道または口腔由来の検体を用います。主に鼻咽頭ぬぐい液、鼻腔ぬぐい液、唾液の3種類が使われています。患者さんの症状や状況等によって適した検体は変わるため、絶対にこれを選べばよいというものはありません。

しかし、多くの検査所では採取する検体が1つに決められているため、自分に合った検体を考慮して選ばないと、検体採取ができない可能性もあります。採取する検体は何を選べば良いのか、各検体を採取した場合の特徴を見ていきましょう。

鼻咽頭ぬぐい液

感染初期には最も標準的で信頼性の高い検体

新型コロナウイルスは上気道から感染するため、感染初期には鼻咽頭ぬぐい液は最も標準的で信頼性の高い検体と考えてよいとされています。海外渡航のためのPCR検査で渡航先から検体として鼻咽頭ぬぐい液しか認められない場合もあり、海外渡航のために鼻咽頭ぬぐい液のPCR検査を受ける人も少なくありません。また、小さなお子さまや唾液採取が難しい方でも採取可能というメリットもあります。

鼻咽頭は患者さんが自己採取ができないので、医療機関等でしか受けられず、自宅で自己採取キットを使った郵送検査も使えません。医療従事者の感染リスクや感染防御対策のコストが大きいため、対応していない医療機関も多く、検査を受けにくいことや奥に綿棒を差し込む際痛みを伴う場合があることがデメリットです。

鼻腔ぬぐい液

医療従事者の管理下では自己採取可能

鼻に2cm程度綿棒を入れ、5回転程させて鼻の入り口の粘液を検体として採取します。医療従事者が採取する鼻咽頭ぬぐい液のPCR検査と鼻腔ぬぐい液のPCR検査との比較で陽性一致率は80%と同程度。一方、検出感度は鼻咽頭ぬぐい液と比較するとやや低いという結果が出ており、無症状者の検査には推奨されていませんが、医療従事者の管理下であれば、患者さん自身が検体を採取できるので、実用性と医療者の感染予防の面から有用な検体とされています。

唾液

自宅で自分で採取できる検査キットも売られているが注意点も

滅菌容器に1~2ml程度の唾液を自己採取して行う検査です。唾液のPCR検査は医療機関や民間PCRセンター等検査を受けられる場所は多くあります。自己採取できるため、検査キットを購入して自宅でも検査ができるのが特徴です。症状がある方や濃厚接触者またはその疑いがある方は検査の対象外となっています。また、医療診断を目的とする検査ではありません。ドラッグストアでも検査キットを購入できるので、手軽さは良いですが、使いどころが難しい商品です。

医療機関のPCR検査と
民間のPCR検査の違い

民間のPCR検査は無症状者を対象にしていることをご存知でしたか?検査対象の他にも医療機関のPCR検査と違う点があります。違いがはっきりとしている保険診療の検査に絞り、非医療機関が行う民間PCR検査と比較しました。

保険診療のPCR検査 民間のPCR検査
業種医療機関非医療機関
検査機器・試薬厚労省指定の検査機器非認証・認証
精度保険診療として一定の基準を満たしている検査方法・検査委託先による
対象有症状者・無症状者無症状者
陽性の場合保健所からの連絡を待つ受診相談センターまたは医療機関に相談
陰性証明書発行できる発行できない(医療機関と提携し、追加料金を払うことでオンライン診療を付けて発行できるところも)
保険使える使えない
費用濃厚接触者や症状がある場合は保険が使えるため約2,000円と、料金が低価格な民間検査と変わない。検査の位置付けは、スクリーニング検査。検体輸送のためのバイク便の費用や陽性の場合には医療機関での再検査費用など思わぬ費用や手間がかかることがある。

PCR検査の選び方

PCR検査を受けようと思ったときに選択肢になるのが、医療機関と民間のPCR検査施設、PCR検査キットです。症状がある場合、帰省のために検査を受ける場合、海外渡航のための陰性証明書が必要な場合など、状況により求められる検査が違うので、どこでどのような検査を受ければよいか迷ってしまいますよね。PCR検査所を選ぶ際には、どのような点に注目すればよいのでしょうか?東京都医師会記者会見(2020年12月)の内容等をふまえ、6つの選び方をご紹介します。

  • 選び方①:信頼性

    新型コロナウイルスの検査において医療機関で保険適用される場合、ウイルスの検出に使用する試薬や検査機器等、一定の基準を満たしたものが使われています。医療機関でも自費のPCR検査には、このような規定が無いため、簡易的な検査になっている可能性もあります。そのため、自費になる場合でも、保険診療と同等の検査を求める場合には、保険診療のPCR検査の取り扱いがある医療機関がおすすめです。保険診療の取り扱いが無い場合には、使用している機器や試薬についてHP等に記載されている施設を探しましょう。

  • 選び方②:検査の正確性
    約100名/日の検査実績

    唾液のPCR検査は鼻咽頭拭い液のPCR検査との結果に高い陽性一致率が認められており、患者さんに痛みがないことや、医療従事者の感染リスクが低いことから取り入れている医療機関も多いです。しかし、発症から10日目以降は陽性一致率が低下することから、唾液を検体にした検査は推奨されておらず、保険適用も発症から9日目までとされています。また、無症状者の鼻腔の検査も推奨されていません。

    唾液のPCR検査には自宅で検査ができるキットもありますが、会見では「唾液を採って郵送するその過程で検体が傷んで、正確な検査に資することができないんじゃないかという疑問は強く感じている」との見方をされていました。

  • 選び方③:個人情報の管理体制
    管理体制がずさんな検査所だと、個人情報が漏洩してしまう心配があります。患者さんの健康状態や治療内容、家族の病歴など機微性の高い情報を日常的に扱う医療機関やプライバシーマークを取得している企業など、普段から個人情報の管理体制がしっかりしているところがおすすめです。
  • 選び方④:結果がきちんと届くか

    陰性でも結果がわかるところがおすすめです。陽性の場合のみ検査結果を電話で連絡する方式をとっている施設もありますが、電話番号を間違えていたり、連絡が漏れていたりした場合のことを考えると、結果がどちらでも届いたほうが安心です。

  • 選び方⑤:陽性時のフォローアップ体制
    医師による診断を伴う検査または提携医療機関等の医師により新型コロナウイルスに感染したと診断された場合には、保健所に届出をすることが義務づけられています。陽性と診断され場合には、患者さんは保健所からの連絡を待つだけです。一方、医師の診療が無い自費検査の場合は陽性でも報告義務はありません。民間PCRセンターでは陽性の場合の対応を医療機関と提携して行っているところもありますが、提携医療機関が無い場合は自分で受診相談センターもしくは身近な医療機関に相談するなど相談先を探すことになります。相談の結果、医療機関で再度検査が必要になる場合もあります。

    参考文献:社会経済活動の中で本人等の希望により全額自己負担で実施する検査(いわゆる自費検査)について|厚生労働省

  • 選び方⑥:症状・目的

    症状があれば保険診療のPCR検査

    発熱や咳などの症状がある場合、もしくは陽性者との濃厚接触が疑われる場合には保険適用で検査を受けられます。民間PCRセンターは無症状者を対象にしているため、原則医療機関で検査をすることになります。検査費用は公費負担ですが診察料等がかかり完全に無料になるわけではありません。3割負担の方で約2,000円が相場です。

    また、海外渡航の陰性証明等、公的な陰性証明書が必要な場合は、医療機関もしくは医療機関と提携した民間PCRセンターで医師の診療がセットになっている検査が必須となります。

    海外渡航が目的なら経済産業省が創設したTeCOT登録医療機関で

    TeCOT

    TeCOT(海外渡航者新型コロナウイルス検査センター)とはビジネス渡航者が渡航先国の要求に応じたPCR検査等が可能な医療機関を予約し陰性証明を円滑に取得できるよう支援する目的で経済産業省が厚生労働省との連携のもと設立したセンターです。

    渡航先によっては検査方式を鼻咽頭拭い液方式に指定しているところなどがあります。渡航先の条件は外務省 海外安全ホームページで確認できます。

東京都のPCR検査実施医療機関

東京都足立区島根

成仁病院

  • 住所
    東京都足立区島根3-2-1
  • 電話番号
    050-3734-5389(PCR検査予約専用)
  • 最寄り駅
    東武伊勢崎線(スカイツリーライン)
    西新井駅 徒歩7分

「急性期」「短期集中治療」に特化した、精神科救急医療機関です。1日100名以上の集団PCR検査・出張集団PCR検査に対応可能。精神科看護師がおりますので障害者施設のPCR検査も安心してお任せください。

東京都足立区中川

成仁医院(現在はPCR検査中止)

  • 住所
    東京都足立区中川4-29-12
  • 電話番号
    050-3734-5021
  • 最寄り駅
    JR常磐線 亀有駅 徒歩5分

東京都足立区綾瀬

下井病院

  • 住所
    東京都足立区綾瀬3-28-8
  • 電話番号
    03-3620-8811
  • 最寄り駅
    千代田線・JR常磐線 綾瀬駅 徒歩7分
    はるかぜ 下井病院前 下車すぐ
    東武バス 中央通り 徒歩6分

整形外科を専門とする二次救急医療機関。テストステロン補充療法を行う、メンズブースト外来が特徴です。

東京都千代田区内幸町

日比谷国際クリニック

  • 住所
    東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル地下1F
  • 電話番号
    03-3503-3430
  • 最寄り駅
    都営三田線 内幸町駅 A6出口直結
    JR山手線 新橋駅 日比谷口 徒歩7分
    銀座線 虎ノ門駅 9出口 徒歩8分
    丸ノ内線・千代田線・日比谷線
    霞ヶ関駅 C3出口 徒歩3

PCR検査に関するよくある疑問