【年齢別】1歳 (幼児)〜6歳までの発達障害チェック項目

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発達障害は生まれつきのものですが、それに気づくタイミングは人によってバラバラです。大人になってから自分で気づく人もいれば、幼少期に親が気付いてくれる場合もあります。

より早い段階で親が発達障害に気づいていれば、教育もそれに配慮したものにできますし、後々も本人が発達障害であると理解していれば、自分が他者とどこか違う、自分だけがうまくできないなどといったことに理由が付き、必要以上に悩むことも減ります。

この記事では発達障害の幼児に見られがちな傾向をチェック項目としてまとめました。
発達障害にも様々な種類がありますが、幼少期に特徴がみられるものとしては、落ち着きのなさが見られるADHD、アスペルガー症候群とも呼ばれコミュニケーション能力に難が見られるASDの2つがあり、チェック項目はそのどちらか、もしくは両方に当てはまるものが多いです。
また、各時期に見られる傾向が違う時期に見られることもあります。

1歳から1歳半にみられる発達のチェック項目

1歳からは幼児期に入り、様々な能力が発達していきますが、その分子供による発達の差が見えてくるようになります。しかし、発達が遅れていた子供が後々あっという間に発達が進んで何の問題もなくなるといったことがあるので、この時期の発達の遅れがそのまま発達障害につながるわけではありません。

また、1歳6か月になると検診が行われるので、それも発達の目安になります。

生活性・社会性

・他者にあまり関心を持たず、自分の世界に引きこもった行動をする
・人との接触を好まず、目も合わない
・一人遊びばかりする
・人の行動を真似しない
・指さしをしない
・寝返り等の行動に落ち着きがない
・異様に強いこだわりをもつ、食べ物の好き嫌いが激しい

言語力

・言葉の発達が遅い
・意味のある言葉を話さない

1歳6か月児健康診査

満1歳6か月の子供を対象に行われ、1歳半検診とも呼ばれるこの検査では、子供の健康のほか、発達についても調べられます。
確実に発達障害であるかどうかわかるわけではありませんが、発達に問題がないほうなのか、それとも遅れているほうなのかはこの検診で分かります。

2歳から2歳半にみられる発達のチェック項目

生活性・社会性

・人との接触を好まず、目も合わない
・一人遊びばかりする
・人の行動を真似しない
・こだわりが強い
・じっとしていられず行動に落ち着きがない、体をやたらと揺らしたりする
・奇声を上げる
・初めてのこと、物、人、場所が苦手
・表情の変化に乏しい
・音に敏感である、大きな音を嫌う

言語力

・言葉遅れがある
・意味のある言葉を話さない
・言葉を発していても、意味がこもっていなかったり、ただのオウム返しだったりする
(本来は意味のある単語を2つつなげる二語文を話せるようになることが望ましい)

記憶力

・数字等一部の事柄について記憶する能力が高い

3歳から3歳半にみられる発達のチェック項目

3歳からは幼稚園に入る子供もいるため、そういった子は親から離れ、集団行動の場に入ることになります。
そのため、集団になじむ能力等の点で発達の違いが目立つようになります。
また、発達障害かどうかの診断は3~4歳ごろからされ始めます。

この時期には3歳検診も行われるので、心身共に発達の程度がわかります。

生活性・社会性

・人との接触を好まず、目も合わない
・落ち着きがない
・初めてのこと、物、人、場所が苦手
・同年代の子供との接触も嫌がる
・予定の変更があると不安になる
・ルールなど常識的な振る舞いが身につきにくい
・ぼーっとして動かなくなる時がある
・集団行動が不得意
・大きな音に敏感

運動能力

・転んだりつまずいたりすることが多い
・ジャンプなど様々な運動が苦手

言語力

・言葉遅れがある
・やたらと無口である
・独り言が多い
・一方的に話すためにコミュニケーションが成立しない

記憶力

・気に入ったものは覚える能力が高い
・数字等の一部のことについて記憶力が優れている

3歳児健康診査

3歳児検診では心身の様々な検診が行われます。この際、発達の度合い、発達障害の有無も調べようとするので、この時に子供が発達障害であると判明することがあります。

4歳から4歳半にみられる発達のチェック項目

生活性・社会性

・人との接触を好まず、目も合わない
・感情が不安定である
・同年代の子供との接触も嫌がる
・予定の変更があると不安になる
・ルールなど常識的な振る舞いが身につきにくい
・ぼーっとして動かなくなる時がある
・集団行動が不得意
・自らを抑えることができない
・大きな音に敏感
・不器用である
・特に興味のあることは追求していく
・やたらときれい好きなところがある

運動能力

・転んだりつまずいたりすることが多い
・バランス感覚が悪い
・運動が苦手でほかの子ができることができない

言語力

・独り言が多い
・うまく意思の疎通ができない
・単語を連続して話すだけで言葉に助詞がない

記憶力

・興味のあることは覚えるのが早い
・数字等の一部のことについて記憶力が優れている

5歳から5歳半にみられる発達のチェック項目

5歳になると5歳児検診が受けられる場合があります。3歳児検診と違ってすべての自治体がしているわけではありませんが、実施する自治体は増えています。

生活性・社会性

・人との接触を好まず、目も合わない
・感情が不安定である
・同年代の子供との接触も嫌がる
・予定の変更があると不安になる
・ルールなど常識的な振る舞いが身につきにくい
・ぼーっとして動かなくなる時がある
・集団行動が不得意
・自らを抑えることができない
・大きな音に敏感
・不器用で道具をうまく使えなかったりする
・食事の際にフォークやお箸がうまく使えない
・特に興味のあることは追求していく
・やたらときれい好きなところがある

運動能力

・転んだりつまずいたりすることが多い
・バランス感覚が悪い
・運動が苦手でほかの子ができることができない

言語力

・独り言が多い
・うまく意思の疎通ができない
・単語を連続して話すだけで言葉に助詞がない

記憶力

・興味のあることは覚えるのが早い
・数字等の一部のことについて記憶力が優れている

5歳児健康診査

5歳児検診では就学前の5歳児の心身の発達について検診します。5歳児は3歳児よりも発達が遅れているかどうかなどがわかりやすくなっているので、発達障害についてより正確な診断が行えます。

6歳から6歳半にみられる発達のチェック項目

6歳から小学校に入学するために、さらに今までよりも発達の遅れによる問題が大きくなります。そのため、就学時検診等で発達障害のであると診断されるようでしたら、子供のために、6歳からの初等教育において通常の発達をした子供とは異なる選択肢を選ぶことも考えられます。

生活性・社会性

・人との接触を好まず、目も合わない
・感情が不安定である
・同年代の子供との接触も嫌がる
・予定の変更があると不安になる
・ルールなど常識的な振る舞いが身につきにくい
・ぼーっとして動かなくなる時がある
・集団行動が不得意
・自らを抑えることができない
・大きな音に敏感
・不器用で道具をうまく使えなかったりする
・食事の際にフォークやお箸がうまく使えない
・特に興味のあることは追求していく
・やたらときれい好きなところがある

運動能力

・転んだりつまずいたりすることが多い
・バランス感覚が悪い
・運動が苦手でほかの子ができることができない

言語力

・独り言が多い
・うまく意思の疎通ができない
・単語を連続して話すだけで言葉に助詞がない

記憶力

・興味のあることは覚えるのが早い
・数字等の一部のことについて記憶力が優れている

就学時健康診断

基本的に就学する前の10~11月ごろに就学時検診が行われます。この検診では発達も含めた心身について診断が行われますが、小学校では幼稚園などよりもさらに複雑な人間関係や環境にさらされるため、発達障害と診断された場合には普通級以外の選択肢を提示されることもあります。


チェック項目に当てはまる点が多いようでしたら発達障害の疑いがあります。しかし、子供の個性もありますので、当てはまる点が多くても必ずしも発達障害であるとは断定できません。

このチェック項目を見て、発達障害であると疑われ、心配になるようでしたら専門機関を訪れることをお勧めします。

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