みなさん、こんにちは。
Job庵北千住です。

今日の午前中のプログラムは、心理プログラムでした。
今回も引き続き以前書きましたアサーション・トレーニングの続きになります。今回は第5回目の内容についてお話したいと思います。
前回は、今までの復習をしつつ、どうして攻撃的または受身的な表現パターンになってしまうのかについて、自身の周囲の環境や相手との関係など関わっており、上手くいかないことがあるということを振り返りました。
そして、上手くいかないときには、まず自分の気持ちや考えをキャッチすることから始めてみましょうということでした。

今回は、相手へアサーティブな伝え方として“Iメッセージ”についてお話をし、最後にペアになって実際に練習をしました。
人は、相手から怒りや直接的な批判を向けられると「攻撃されている!」と感じる可能性が高いです。そうなると、相手は話し合うよりも身を守ることが優先されやすくなります。結果としてアサーティブな会話をすることが難しくなります。
そこで、“Iメッセージ”を使います。会話なのかで主語に「私は~」とあえてします。こうすることで、あくまでも「私が考えている」ことを伝えるため、攻撃的からアサーティブな自己表現になっていきます。
しかし、元々相手が怒っていて話ができる状態でなければうまくいかないので注意をしましょう。

主語をあえて付けて話すことで、アサーティブな自己表現になるというと、一見簡単そうですが、意外と慣れていないと上手く話せなかったり、言い回しが変になってしまったりすることがあります。
これも毎回同じことを言っていますが、練習をして積み重ねていくことで、慣れていきます。焦らず練習し、余裕がある時に実生活で使ってみると良いかもしれません。

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