皆さん、こんにちは!
Job庵北千住です。

この時期は気温差があり、暑い日と寒い日の差が激しいですね。そんな気温差もそう!ストレスの原因です。
今回の心理プログラムでは、ストレスの仕組みについて勉強しました!

以前のプログラムでは、
ストレスの原因となるものや出来事=ストレッサー
ストレスによって引き起こされる反応=ストレス反応
ストレスを感じた時に、自分なりにうまく対処しようとすること=ストレスコーピング
社会的関係の中でやり取りされる支援のこと=ソーシャルサポート
と学びました✍

ストレッサーは人によってそれぞれであり、様々なものがあります。
「ライフイベント」もまた一つのストレッサーとなります。
ストレッサーとなるライフイベントというと、嫌な出来事を想像しやすいですが…
実はお祝い事のようなものでも、ライフイベントが大きいとストレスも大きくなるんですね。
例えば、結婚はかなり大きなライフイベントです…!!
お祝い事ですが、それに伴って必要な初期投資や共同生活の開始、相手方家族との関係など…ストレッサーとなりうるイベントが盛りだくさんです💦
皆さんには、「ホームズとレイのストレス度表」という様々なライフイベントに対してのストレス度合いが書かれたアメリカの評価尺度を見ていただきました。
興味のある方はぜひ検索してみてください🔎

では、ストレスの仕組みについて…
これがまた難しい…!

ストレス反応は、下記の順路を追って引き起こされます。
『ストレッサー』 ➠ 『認知的評価』 ➠ 『ストレス反応』

実はストレッサーが直接的にストレス反応を引き起こすのではありません。
ストレッサーとストレス反応の間には「認知的評価」という工程を挟んでいます。
「認知的評価」とは何でしょう。
同じ職場環境下でもストレスの感じ方は人それぞれですよね。
ストレスに対する評価によりストレス反応は変化をします。これを「認知的評価」といいます。

「認知的評価」は細かく分けると…「一次評価」と「二次評価」に分かれます。
「一次評価」とは、ストレッサーに対して、その出来事が自分にとってどれぐらい脅威なのか、大変なのかの評価になります。
「二次評価」とは、それに対して対処可能かどうかといった対処の可能性の評価になります。
その人がストレッサーに対して、どのように捉えて理解し、どう対処するのかという認知がストレス反応に大きく影響してくるというわけです。

上記を学んだうえで、皆さんには最近のストレスについて思い出してもらいながら、ストレス反応の図に書き込んで整理していただきました。
皆さん、頭を悩ませながらも書いてくださいました!

※某職員の一例がこちらです。

ストレスの仕組み

今回のプログラムでは、ストレス反応を小さくするには「認知的評価」が非常に重要だということがわかりましたね。
そこに、ソーシャルサポートやコーピングがあることで、ストレス反応が軽減される可能性が高まります。
ソーシャルサポートとストレスコーピングをあわせ、ストレスとうまく付き合っていけると良いですね!

少し長くなってしまいましたが、今回はこの辺で!
それではまたお会いしましょう!!👋

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