お疲れ様です。
Job庵北千住 スタッフの伊藤です。

今回は先週、私が同行した企業面接についてお話したいと思います。

障がい者枠で働こうと考えている方が就活する時、希望する企業の
職場体験や面接の機会が訪れます。
ただ、やはり1人での訪問では緊張し不安になることがあります。
その場合、私達スタッフは利用者に同行して相手企業との間を
仲立ちし、支援をしていきます。
就労移行支援として企業との橋渡しをするのはスタッフの重要な役割の
一つなのです。また、この橋渡しは就職した後にも続いていきます。

今回は就職を希望する企業との面接でした。

当然、面接前は緊張と不安がいっぱいだったと思いますが、
面接に自信をもって臨むことができるよう、これまでに準備を重ねてきました。

特に実際の面接を想定した、模擬面接には力を入れています。
緊張下でも面接に必要なマナー、立ち振る舞いが自然とできるようになるまで
繰り返し練習を行ってきました。

相手に好印象を持ってもらうことはビジネスマナーの基本。
障がい者枠の就職活動においても企業の面接官に与える第一印象は重要で、
身だしなみが整っている事やハキハキとした受け答えをすることによって
印象は良くなります。

また、面接でどんな質問を受けるのか?また、その答えとして何が
適切なのか?を考えて、自分の考えをきちんと相手に伝えられるように
相談、練習をしてきました。

今回、面接を受ける利用者の方は生活リズムが整っており、きちんと
勤務できる事と、体力があり丁寧な仕事を心がけている部分が長所で
したので、それを盛り込んだ自己PRを2人で考えました。
また、相手の企業で長く勤務する思いを伝える為に、仕事に対する情熱を
盛り込んだ志望動機にしていきました。

本番当日になり、利用者とお母さまと私の3人で面接に向かいました。
実際の面接では段取りや質問事項など訓練の時とは色々と違ってしまい、
戸惑う部分も多々ありましたが、利用者の方は落ち着いて受け答えが
できており立派だったと思います。
企業の面接担当の方達も優しく丁寧に接してくれたので、利用者の方も
自分の思っている事をきちんと伝えられたと思います。

あっという間に面接は終わりましたが、やれることはやったので
利用者の方は帰り道ですっきりとした表情をみせていました。
結果はまだ出ておりませんが、面接をやり遂げたことで次のステップに
進めた気がしております。
今後も継続していろいろな支援をしていき、利用者さんの
お手伝いができたら嬉しいと思います。

それでは今回はこの辺で失礼させていただきます。
またのご報告の機会にお会いしましょう。

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